バンカーの打ち方|1発で出す唯一のコツ「クラブの落としどころ」とプロ4人の基本【厳選動画まとめ】
悩んでいるゴルファー

悩んでる人
バンカーに入ると一発で出せず、何打も叩いてスコアが崩壊する…。フェースを開けとか上から打てとか言われても、その通りにやると余計に出ない…。

バンカーから確実に1発で出す方法を知りたい…。

 

こんな悩みに答えます。

この記事では、合計480万回以上再生されている人気バンカーレッスン動画4本をすべて視聴・分析し、「1発で出す唯一のコツ→基本の3ポイント→フェースの開き方とミス対策→最下点を安定させるドリル」の順に1記事へ整理しました。

ツアープロ堀川未来夢さんの「これだけできればバンカーは出る」から、石川遼プロの「フェースは開かなくても出る」まで。バンカーに力は要らないことが分かる構成です。

📝 この記事の結論
  • バンカーで唯一大事なのは「クラブの落としどころ」。フェースを開こうが開くまいが、オープンでもクローズでも出る(堀川)
  • バンカーに力は要らない。クラブは鉄の塊なので、重力で落とすだけでボールの下に届く。片手でも出る(堀川)
  • 基本は3つ。SW(56度)/振り幅は芝の2〜3倍/体を回転させて打つ(てらゆー)
  • 石川遼プロいわくフェースは開かなくても出る。線を1本引いて「線の左側だけ」を叩く素振りで最下点を安定させるのが近道

 

💡 結論:バンカーは「落としどころ」がすべて。力は要らない

4本の動画に共通する大前提から。

YouTubeにはバンカーレッスンが山ほどあり、「フェースを開け」「上から打て」「オープンスタンスで」と言われて混乱している方も多いはず。しかし堀川未来夢さんは、そのすべてを実演で否定してみせます。

フェースを開いても開かなくても出る。オープンスタンスでもクローズスタンスでも出る。ハンドファーストでもハンドレートでも出る。

唯一共通しているのは「クラブをボールの手前の、適切な場所に落とすこと」だけ。

 

そしてもう1つ、アマチュアの最大の誤解が「バンカーは力が必要」だと思っていること。実際はその逆で、力むから落としどころが10cmもズレて出なくなります。クラブは鉄の塊。重力で落とすだけで砂を掘ってくれます。

ここから4本の動画で、その「落としどころ」を安定させる方法を具体的にしていきます。

 

🔍️ 今回まとめた人気動画4本の比較表

動画名をタップすると、その解説セクションにジャンプできます。

動画 コーチ 再生回数 ひとことで言うと こんな人向け
① どんな打ち方でも出る 堀川未来夢(ツアープロ) 141万回 大事なのは落としどころだけ 情報が多すぎて迷子の人
② 打ち方の基本3ポイント てらゆー(Tera-You-Golf) 101万回 構え・振り幅2〜3倍・体の回転 まず基本を固めたい人
③ 開き方と2大ミス対策 青山加織(ゴルファボ) 163万回 ホームランと砂の取りすぎを直す ミスの原因を知りたい人
④ 最下点を安定させる線ドリル 石川遼(ALBA TV) 81万回 フェースは開かなくても出る 練習法が欲しい人

 

※再生回数は2026年7月時点の数値です。

 

📺️ 動画①:どんな打ち方でも出る。大事なのは「落としどころ」(堀川未来夢)

1本目はツアープロ堀川未来夢さん。世の中のバンカーレッスンを片っ端から実演し、「どれも間違っていないが、本質はこれだけ」と言い切る痛快な回です。

フェースを開いて打つ、開かずに打つ、オープンスタンス、クローズスタンス、ハンドファースト、ハンドレート——すべて実演して、すべて出ます。共通しているのはただ1つ、クラブをどこに落とすか。

  1. ボールに近すぎる:クラブの刃が直接ボールに当たってトップ。ゴロで出ない
  2. ボールから遠すぎる:砂を深く掘りすぎ、クラブが出てくるときにボールを叩いてトップ
  3. ボールの手前の適切な位置:砂の爆発でボールが運び出される。ここに毎回入れられるかがすべて

 

そしてもう1つの核心が「力」。アマチュアの最大の勘違いは「バンカーは力が必要」だと思っていることで、力むから狙った線より10cmも手前をダフります。堀川プロは片手でもバンカーから出してみせます。クラブは鉄の塊なので、重力で落とすだけでボールの下まで届くのです。

 

 

📺️ 動画②:バンカーの打ち方 基本の3ポイント(てらゆー)

2本目は人気コーチてらゆーさんの初級編。これから覚える人が、まず押さえるべき土台です。

使うクラブはサンドウェッジ(SW)。数字が書いてあるなら56度が高さも距離も出しやすくおすすめ。そのうえで基本は3つ。

  1. 構え方は通常のフルスイングと同じ:足幅は肩幅かやや広め。クラブを体の中心にセットすると、ボールは自然と中心より左足寄りになる。ソールは砂につけず3cmほど浮かせて構える
  2. 振り幅は芝から打つときの2〜3倍:砂の抵抗があるぶん飛ばない。20ヤード出したいなら50ヤードの振り幅とフルスピードで振る
  3. 体の回転を使って打つ:足場が不安定だと手だけで打ちがち。打ち終わりで体が飛球方向を向くまで回す

 

「振り上げが50でも、打つときに止めてしまえば砂に負けて出ない」——バンカーが出ない人の大半がこれ。決めた振り幅を最後まで振り切ることが肝心です。

知っておきたいバンカーのルール2つ

①構えるときにクラブを砂につけてはいけない(つけると罰打)。だから3cm浮かせて構える練習が必要。

②どうしても出せそうにないときはアンプレヤブルという選択肢がある。バンカー内で救済を受けるなら1打罰、バンカーの外(後方線上)に出すなら2打罰。無理に挑戦して大叩きするより、結果的にスコアが良くなることもある。

 

 

 

📺️ 動画③:フェースの開き方と2大ミスの直し方(青山加織・ゴルファボ)

3本目は163万回再生。バンカーを得意とする青山加織プロが、自身の打ち方を丁寧に公開してくれます。

正しいフェースの開き方

まずソール面を目標にまっすぐ向ける。そこからグリップを右腰の方に倒してハンドレートを作ることでフェースが開く。この状態を保ったまま、体を約30度オープンに構え、開いた線に対して左足かかとの前にボールを置く。

打つ場所はボールの3cm手前。テークバックは開いた体なりに普段どおり、フォローは開いた足の方向へ、後ろを振り返るくらい体を回す

 

自宅でできる練習も秀逸で、ボールの位置にハンカチを置き、落とさないようにフェースに乗せたまま抜くと、手元の正しい角度が体で分かります。体重は左足に乗せたまま「左・左・左」で振り抜くのが青山流。

そしてバンカーの2大ミスの原因も明快です。

  • ホームラン(トップして飛びすぎ):体を開いたのにボール位置を直さないため、実際には右足寄りになっている。30度開いた体に対して、真ん中より左にボールが来るように置く
  • 砂を取りすぎて出ない:体を開いたのにフォローを目標方向へ出してしまい、砂を切れずボテッとなる。開いた足の方向へ抜くのが正解

 

 

 

📺️ 動画④:フェースは開かなくても出る。線ドリルで最下点を作る(石川遼)

4本目は石川遼プロ。「初心者にプロのイメージは伝わらない」という、当事者としての実感から語られる貴重なレッスンです。

きっかけは石川プロ自身の体験。左打ちでバンカーに入れたとき、いつもの「フェースを開いて上から打つ」を試したら、ダフりとトップでまったく出せず怖くなったといいます。だから提案する第一歩は、開き方でも打ち込み方でもありません。

砂に線を1本引いて、線の左側だけをきれいに叩く素振りをする。

バンカーはソールできないぶん、地面との距離感がつかみにくい。この線ドリルで「自分はどの体重配置なら、毎回同じところにクラブを入れられるか」を研究する。石川プロ自身は左足体重・頭も左足の内側で、最下点が重心の真下に来る。

ただし正解の重心位置は人それぞれ。目をつぶっても同じところに入る感覚を作るのが目標。

 

安定した最下点に必要なのは安定した下半身と、体の中心が動かないこと。ヘッドは大きく動いても、体の真ん中はグラグラさせない。

そしてもう1つ、初心者に効く朗報が「SWは元々56〜60度あるので、フェースは開かなくても出る」。実際にロフト58.5度のまま、1メートル30センチほどのアゴを軽々と越えてみせます。

 

 

🏌️ バンカー脱出の練習ステップまとめ

4本の動画のエッセンスを、取り組む順番に並べました。

  1. 【意識】力を抜く。落としどころだけを考える(動画①):クラブは重力で落とせば砂を掘る。力むと10cm手前をダフる
  2. 【道具】SW(56度前後)を持つ。フェースは無理に開かない(動画②④):元々ロフトはある。まずは開かずに出す成功体験を
  3. 【構え】ソールは3cm浮かせる。ボールは左足寄り(動画②):砂につけると罰打。浮かせて構える練習も必要
  4. 【振り】芝の2〜3倍の振り幅で、止めずに振り切る(動画②):打ち終わりで体が飛球方向を向くまで回転
  5. 【練習】線を引いて「線の左側だけ」を叩く素振り(動画④):目をつぶっても同じところに入るまで。慣れたら3cm手前を狙う(動画③)

 

💰 「毎回同じところにクラブを入れる」を自宅で確認する

石川遼プロの線ドリルも、堀川プロの「落としどころ」も、要は最下点を一定にする技術です。ただ、バンカーで練習できる場所は限られています。

打った跡が残るショットマットなら、自宅や練習場で「クラブがどこに入ったか」を毎回目で確認できます。ダフリ・トップの矯正にもそのまま使えます。

 

❓ バンカーの打ち方に関するよくある質問

バンカーではフェースを開くべきですか?
必須ではありません。堀川プロは開いても開かなくても出ることを実演していますし(動画①)、石川遼プロは「SWは元々56〜60度あるのでフェースは開かなくても出る」と言い切っています(動画④)。まずは開かずに、落としどころを一定にすることを優先しましょう。高く上げたい・止めたいときの開き方は青山加織プロの手順(動画③)が参考になります。
バンカーで力いっぱい振っても出ないのはなぜですか?
力むほど落としどころがズレるからです(動画①)。堀川プロによれば、力を入れた人はだいたい10cmほど手前をダフります。クラブは鉄の塊なので、重力で落とすだけで砂を掘ってボールの下に届きます。片手でも出せるほど力は不要です。ただし振り幅は芝の2〜3倍必要で、途中で止めるのは厳禁です(動画②)。
バンカーでホームラン(トップして飛びすぎ)してしまいます。
体を開いたのに、ボール位置を直していないのが典型原因です(動画③)。開いた体に対しては、ボールが実質的に右足寄りに入ってしまい、砂より先にボールに当たります。30度開いた体に対して真ん中より左(左足かかと前)に置き直してください。刃が直接当たるほどボールに近く入れるのもトップの原因です(動画①)。
アゴが高くてどうしても出せないときは?
アンプレヤブルを宣言して救済を受けられます。バンカー内にドロップするなら1打罰、ホールとボールを結んだ後方線上でバンカーの外にドロップするなら2打罰です(2019年のルール改正で加わった選択肢)。無理に挑戦して何打も叩くより、結果的にスコアが良くなることも多い処置です。バンカーに入れないマネジメントも含め、アプローチの打ち方と練習法も合わせて磨いておくと安心です。

 

📝 まとめ:落としどころが決まればバンカーは怖くない

最後に、4本の動画の要点をもう一度。

  • 打ち方は何でもいい。唯一大事なのはクラブの落としどころ(動画①)
  • 力は要らない。重力で落とせば砂は掘れる。ただし振り幅は2〜3倍で振り切る(動画①②)
  • ミスの原因はボール位置とフォローの方向。開いたら左足かかと前、抜くのは開いた足の方向(動画③)
  • フェースは開かなくても出る。線ドリルで最下点を一定にするのが最短ルート(動画④)

 

バンカーが1発で出るようになると、グリーンを狙うショットで「バンカーだけは避けなきゃ」という恐怖が消えて、ゴルフ全体が大胆になれます

まずは次の練習で、砂に線を1本引いて「線の左側だけを叩く」ことから始めてみてください。