
日本のゴルフ界を長年引っ張ってきた石川遼プロが実際に使っているクラブ(クラブセッティング/WITB)を、2026年時点の情報でまとめました。
注目したいのは、長いアイアンを入れず、上がりやすいウッド系で埋めているという点。じつはこれ、初心者がいちばん真似すべき部分です。
この記事では14本の内訳を一覧表で紹介しつつ、初心者が学べるポイントもあわせて解説します。
📝 この記事の結論
- アイアンは5番までしか入れていない
- 代わりにユーティリティウッドを2本で「上がりやすさ」を確保
- クラブはキャロウェイ中心、シャフトは日本メーカー
- 初心者が学べるのは「高く上げる」を優先する考え方
ℹ️ スペックはゴルフダイジェスト等の情報をもとに2026年時点でまとめています。ツアー選手のクラブは大会ごとに変更されることがあり、練習日には15本以上持ち込んで試すこともあります。
🏌️ 石川遼のクラブセッティング一覧(14本)
2026年のある大会でのセッティングは次のとおりです。
| 種類 | クラブ | ロフト | シャフト(目安) |
|---|---|---|---|
| ドライバー | キャロウェイ QUANTUM ◆◆◆ | 9度 | Tour AD GC |
| フェアウェイウッド | キャロウェイ パラダイム Ai スモーク MAX | 15度(14度に調整) | Tour AD GC |
| ユーティリティウッド | キャロウェイ APEX UW(3番) | 19度 | Tour AD UB |
| ユーティリティウッド | キャロウェイ APEX UW(4番) | 23度 | Tour AD UB |
| アイアン(5番) | キャロウェイ APEX MB フォージド | - | 日本シャフト モーダス |
| アイアン(6〜9番) | キャロウェイ APEX MB ツアーバージョン | - | 日本シャフト モーダス |
| ウェッジ(2本) | キャロウェイ X フォージド | 48・60度 | 日本シャフト モーダス |
| ウェッジ(2本) | キャロウェイ OPUS SP | 52・56度 | 日本シャフト モーダス |
| パター | オデッセイ プロタイプ | - | - |
💡 カテゴリ別の解説と「初心者が学べること」
いちばんの注目:アイアンは5番まで、下はウッド系
石川遼のバッグには4番以下のアイアンが入っていません。代わりにユーティリティウッド(APEX UW)を2本入れています。
- 長いアイアンはプロでも球が上がりにくい
- ウッド形状のほうが高く上がって止まる
- 初心者こそ4番・5番アイアンを抜くべき
💡 「ユーティリティウッド(UW)」は、フェアウェイウッドとユーティリティの中間のような形状のクラブです。フェアウェイウッドより短くて扱いやすく、ユーティリティより球が上がりやすいのが特徴です。
ドライバー:QUANTUM ◆◆◆(9度)
◆◆◆(トリプルダイヤモンド)は、ツアー選手向けの操作性重視モデルにつく記号です。
- ロフト9度はヘッドスピードが速い人向け
- 初心者は10.5度以上で球を上げるのが正解
- 同じシリーズでも◆の数でまったく別物になる
アイアン:APEX MB(マッスルバック)
背面が平らなマッスルバック。ミスに厳しい、完全にプロ向けのモデルです。
- 操作性は高いが芯を外すと大きく飛距離が落ちる
- 初心者は真逆のポケットキャビティが正解
- 「プロと同じアイアン」は初心者には難しすぎる
シャフトは日本メーカー
クラブはキャロウェイ中心ですが、シャフトは日本シャフトのモーダスを使っています。
- ヘッドとシャフトは別々に選んでいい
- プロはシャフトにこだわる(合う・合わないが大きい)
- 初心者もヘッドより重さと硬さを優先すべき
📺️ 動画①:石川遼のクラブセッティングを本人が解説
プロの横田真一さんが、石川遼本人と一緒に14本を1本ずつ見ていく動画です(75万回再生)。本人の言葉でこだわりが聞けます。
⏱️ 動画の見どころ(タップでジャンプ)
📺️ 動画②:石川遼のセッティングを別視点で紹介
ツアープロの諸藤将次さんが、石川遼ならではの意外なポイントを紹介しています。
⏱️ 動画の見どころ(タップでジャンプ)
🛒 石川遼と同じモデルが気になる人へ
アマチュアでも買えるウェッジとパターは、同じモデル(またはブランド)を選べます。
ウェッジ:キャロウェイ OPUS SP
石川遼が52度・56度で使用しているモデル。スピン性能に定評があります。
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パター:オデッセイ
石川遼が使うのはツアー専用のプロタイプですが、オデッセイは市販モデルも豊富です。
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❓ 石川遼のクラブに関するよくある質問
なぜ4番アイアンを入れていないのですか?
長い番手はプロでも球が上がりにくく、止まりにくいためです。石川遼はその代わりにユーティリティウッド(APEX UW)を2本入れて、高さと止まりやすさを確保しています。この「難しい長い番手をウッド系に置き換える」という考え方は初心者にもそのまま応用できます。詳しくはユーティリティとフェアウェイウッドの選び方をどうぞ。
石川遼と同じクラブを使えば上手くなりますか?
残念ながらなりません。特にアイアンのAPEX MBはマッスルバックで、芯を外すと大きく飛距離が落ちる上級者向けモデルです。初心者が使うと当たらずに苦手意識だけが残ります。真似すべきはスペックではなく「長い番手を上がりやすいクラブに置き換える」という考え方の部分です。
ドライバーの「◆◆◆」とは何ですか?
キャロウェイのツアー向けモデルにつく記号で、ダイヤの数が多いほど操作性重視・低スピンのハードなモデルになります。同じシリーズ名でもダイヤの数で性格がまったく変わるため、初心者が選ぶ場合はダイヤ表記のない標準モデルや、やさしいMAX系を選ぶのが安全です。選び方はドライバーの選び方で解説しています。
他のプロのセッティングも知りたいです
goltubeでは主要プロのクラブセッティングをまとめています。松山英樹は契約外のクラブも柔軟に使うタイプ、ロリー・マキロイは14本すべて同一ブランド、スコッティ・シェフラーは7番ウッドを採用と、それぞれ考え方が違うので読み比べると面白いです。
📝 まとめ:真似すべきは「番手の逃がし方」
最後に、この記事の要点をもう一度。
- アイアンは5番まで。4番以下は入れていない
- 代わりにユーティリティウッド2本で高さを確保
- アイアンはマッスルバック(初心者は真似NG)
- 同じにできるのはウェッジとパターくらい
トッププロでも難しい番手は上がりやすいクラブに置き換えています。
長いアイアンが打てないのは、あなたの腕のせいではありません。









