
マナー本を読んでも項目が多すぎて、結局なにが大事なのか分からない…。
こんな悩みに答えます。
ゴルフのマナーは細かく数えるとキリがありませんが、じつは整理するとたった4種類。「音・影・時間・跡」——この4つに気を配れる人が、「また誘いたい」と言われる人です。
この記事では、プロや公式ショップによる人気マナー動画4本(計約90万回再生)をもとに、初心者がまず身につけるべきマナーを場面別に1記事へ整理しました。
- 音:同伴者の「ルーティンが始まったら」私語をやめる。打つ瞬間だけ静かにするのでは遅い(動画①)
- 影:打つ人の真後ろ・前方に加えて、右後ろ(テークバック方向)にも立たない(動画①②)
- 時間:後続の組がいるときのスマホ撮影は控える。進行が最優先(動画①)
- 跡:ディボットは目土、バンカーはレーキで均す、グリーンのピッチマークは必ず直す(動画②③④)
目次
💡 結論:マナーは「音・影・時間・跡」の4つだけ
マナーの目的はただ一つ、「同伴者が気持ちよくプレーできること」。それを邪魔する要素が4つあります。
- 【音】プレーの邪魔になる音を出さない:ルーティン中の私語・素振りの音・カートの発進音(動画①)
- 【影】視界に入らない:真後ろ・前方・右後ろ+グリーンではラインの延長線上に立たない(動画①③)
- 【時間】待たせない:クラブは複数本持って移動、後続がいたら撮影は我慢(動画①②)
- 【跡】来たときよりきれいに:目土・バンカー均し・ピッチマーク直し(動画②③④)
覚え方はこれだけ。「自分が打つとき以外は、音・影・時間・跡の4つを消す」。上手い下手は関係ありません。初心者でも今日からできる、いちばん確実な"好かれ方"です。
🔍️ 今回まとめた人気動画4本の比較表
動画名をタップすると、その解説セクションにジャンプできます。
| 動画 | チャンネル | 再生回数 | ひとことで言うと | 担当する場面 |
|---|---|---|---|---|
| ① ティーでのNG行動3つ | ひぐけんゴルフTV | 57万回 | 無意識にやりがちなNGを実演 | ティーグラウンド |
| ② コースデビュー講座 | ゴルフ5(公式) | 9.6万回 | 1打目〜バンカーまで通しで実演 | コース全体 |
| ③ グリーン上の基本4つ | 小池正治(飛ばしてなんぼ) | 8.1万回 | ライン・OK・立ち位置・ピッチマーク | グリーン |
| ④ プロが気になる本音3つ | 西畑萌香(AKIHOチャンネル) | 14万回 | ずり足・マークの配慮・直し方 | グリーン(本音編) |
※再生回数は2026年7月時点の数値です。
📺️ 動画①:ティーグラウンドでのNG行動トップ3(ひぐけん)
1本目はひぐけんゴルフTVの人気マナーシリーズ。「無意識にやってしまう」NG行動を、どこからがNGなのか実演つきで見せてくれます。
- ルーティン中から喋らない:打つ瞬間だけ黙るのでは遅い。同伴者がティーアップしてルーティンに入った時点で私語ストップ。集中したい人のゴルフを邪魔しない
- 立ち位置:真後ろがNGなのは有名ですが、意外な盲点が右後ろ(テークバックでヘッドが上がっていく方向)。ここに立たれると視界に入って気になる
- 後続の組がいるときのスマホ撮影:スイング撮影自体はOK。ただし進行の妨げになる状況では我慢。ティーグラウンドは一番目立つ場所
ポイントは「打つ瞬間ではなく、ルーティンの開始からがその人の時間」という感覚。この1本を見ておくだけで、ティーグラウンドでの振る舞いは合格点になります。
📺️ 動画②:コースデビューのマナーを通しで実演(ゴルフ5公式)
2本目はゴルフ5公式のマナー講座。デビュー直前の初心者と一緒に、1打目からバンカーまで実際のコースを回りながら教えてくれる、初ラウンド前の予習に最適な1本です。
- ティーイングエリアの範囲:左右マーカーを結んだ線から後ろにドライバー2本分。この中にボールを置く
- 打つ人の視界に入らない:真後ろや前方で見ない。できるだけ離れて静かに待つ
- ディボット(芝の削り跡)には目土:カートに常備されている砂袋で埋める。コースへの恩返し
- バンカーは低い場所から入り、打った後はレーキで均してから出る
公式ショップのインストラクターによる解説なので、内容の信頼性は抜群。「来たときよりきれいにして次の人へ渡す」——目土とバンカー均しは、上級者ほど丁寧にやっています。
📺️ 動画③:グリーン上の基本マナー4つ(飛ばしてなんぼ)
3本目はドラコンプロ小池正治さん。グリーン上で初心者がやりがちな4つを、映像でハッキリ見せてくれます。
- 同伴者のラインを踏まない:ボールとカップを結ぶ線(ライン)の上を横切らない。マークへ行くときはラインを避けて歩く
- 「OK」の数え方:OKをもらったら「次の1打で入った」扱い(+1打)。5打目でOKなら6打と数える。間違えやすいので注意
- ラインの延長線上に立たない:前方・後方どちらも。ルール違反ではないがマナー違反。視界に入らない位置で静かに待つ
- ピッチマーク(ボールの落下跡)を直す:自分がつけた跡はグリーンフォークで必ず補修
グリーンはコース上でいちばん繊細な場所=マナーの差がいちばん見える場所。スコアの数え方は初心者の平均スコアと数え方もあわせてどうぞ。
📺️ 動画④:女子プロが本音で語る「実は気になる」3つ(西畑萌香)
4本目はAKIHOチャンネルの西畑萌香プロ。教科書には載らない、「プロが実際に気になっているグリーン上の振る舞い」を本音ベースで語ってくれます。
- ずり足で歩かない:グリーン上で足を引きずるとスパイク跡がついて、後の人のラインが荒れる。意識して足を上げて歩く。急いでいる初心者ほどやりがち
- マークするときの一声:同伴者のライン近くを通るときは「ここ踏んでいいですか?」と確認。この一言が印象を大きく変える
- ピッチマークは正しく直す:放置すると芝がそこから枯れて広がる。フォークで寄せて直すのが正解
「うまい人がマナーがいいのではなく、マナーがいい人がまた誘われる」。プロの目線で語られる"本音"は、教科書マナーの一歩先。ここまでできたら初心者卒業です。
🏌️ 場面別・マナー早見表
4本の動画をふまえた、初ラウンドの場面別チェックリストです。
| 場面 | やること | 合言葉 |
|---|---|---|
| ティーグラウンド | ルーティン開始で私語ストップ/右後ろに立たない | 音・影 |
| フェアウェイ | ディボットに目土/クラブは複数本持って移動 | 跡・時間 |
| バンカー | 低い所から入る/打ったらレーキで均す | 跡 |
| グリーン | ラインを踏まない/延長線上に立たない/ずり足しない/ピッチマークを直す | 影・跡 |
| 全体 | 後続がいたら撮影我慢/迷ったら「聞く」 | 時間 |
進行のコツ(プレーファスト)はラウンドの時間と1日の流れ、ルールの処置はゴルフルール超入門で詳しく解説しています。
💰 身だしなみもマナーのうち。グローブは洗い替えを
マナーの仕上げは身だしなみです。中でも意外と見られているのがグローブ。真っ黒に汚れたグローブや、素手でのプレーは、それだけで「慣れていない人」に見えてしまいます。
グローブは消耗品。複数枚をローテーションすれば長持ちしますし、雨の日の替えにもなります。まとめ買いセットをバッグに忍ばせておくのが、経験者の定番です。
❓ ゴルフのマナーに関するよくある質問
📝 まとめ:音・影・時間・跡を消せば、また誘われる
最後に、この記事の要点をもう一度。
- 音:ルーティン開始から私語ストップ(動画①)
- 影:真後ろ・前方・右後ろ・ラインの延長線上に立たない(動画①③)
- 時間:後続がいたら撮影我慢、移動はクラブ複数本で(動画①②)
- 跡:目土・バンカー均し・ピッチマーク直し・ずり足NG(動画②③④)
マナーは堅苦しい作法ではなく、「同伴者への思いやりを形にしたもの」です。スコアが150でも、音・影・時間・跡に気を配れる人は必ずまた誘われます。
初ラウンド前夜、この記事の動画4本を流し見しておけば、自信を持ってスタートホールに立てます。









